衆院福島2区は玄葉光一郎VS根本匠より馬場雄基VS根本拓の戦いが見たいな(笑)
- cordial8317
- 2024年4月18日
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久しぶりに玄葉光一郎への諫言シリーズをアップしてみる。玄葉の情報が乏しく、玄葉ファミリーの謎は多い。玄葉の経歴をウィキペディア(Wikipedia)を覗いてみた。
昭和39(1964)年生まれ。父は玄葉平五郎。父方の祖父である大河原正吉は鏡石町長を務めた人物。母方の祖父の玄葉与光は船引町長を務めている。妻(美樹子)の父は、参議院議員や福島県知事などを歴任した佐藤栄佐久というのは誰もが知るところ。
過日、ブログを読んだ方から「私は鏡石町出身ですが、小学校時代に玄葉の従兄弟にイジメられたので玄葉には好いイメージはありません」とのメッセージを貰った(笑)
鏡石町ということは大河原正吉の孫だろう。何やらこの孫はイジメっ子の上に、かなりませてるガキだったらしい。小学生時代に入院したらしいが、マンガ本の中にエロ本を隠してたのが看護婦さんにバレて学校でも話題になったというから嗤える。
閑話休題、玄葉は県立安積高等学校を卒業後、上智大学法学部に進学。昭和62(1987)年4月、上智大学を卒業して間もなく松下政経塾に入塾する(第8期生)。平成(1991)3年に福島県議会議員選挙に出馬し、福島県政史上最年少の26歳で初当選した。
県議時代は自由民主党に所属している。平成5(1993)年に福島県議を任期途中で辞職。第40回衆院総選挙に旧福島2区から無所属で出馬し初当選を果たす。要は、県議は2年しかやってない。こうしたことでも玄葉の上昇志向を垣間見ることが出来る。
同年11月、非自民の細川内閣が提出した所謂「政治改革四法案」の「小選挙区比例代表並立制」「公職選挙法の一部を改正する法律」「衆議院議員選挙区画定審議会設置法」「政治資金規正法の一部を改正する法律(政党助成法の総称)」に賛成した。
「政治改革四法案」に賛成したことは、当時の「政権交代」に煽られた世論と政治の流れとして当然とも言えるが、その後の政治の劣化を鑑みれば、四法案は改革とは名ばかりの悪法であり、早々に見直すべきだったのに、玄葉は拱手傍観を極め込んだ。
小選挙区制度比例並立制が導入されると自民党を離党して「新党さきがけ」に入党した。平成8(1996)年)9月に新党さきがけを離党し、旧民主党に参加する。
同年の第41回衆院総選挙では福島3区から出馬。県議時代からのライバルでもある自民党の荒井広幸に敗れるも比例東北ブロックで復活し再選。第42回総選挙では、コスタリカ方式で出馬した穂積良行に勝利し3選したが、穂積が弱過ぎただけ(笑)
自民党~新党さきがけ~民主党~立憲民主党と渡り歩いたが、野党内で埋もれている感は否めない。新党ブームや政権交代の波に乗り、外務大臣に就いたことは単なる運の好さだけで、政治家として何を実現し、何を遺したのかさっぱり分からない。
国会議員を30年以上も勤め乍ら、政治家として「志半ば」と公言して憚らない玄葉だが、政治家としての集大成が福島県知事というのなら御笑い種というかナメてるな。
前回の総選挙後、インタビューを受けた玄葉は、政権交代は不可能との思いから「小選挙区制度は見直すべき」と応えてた。良識的な意見だが、その後は何故か沈黙を決め込んでるが、政治劣化の元凶となった「政治改革四法案」の撤廃を訴えないのか。
小選挙区制度を見直すことなく「次の知事選に出馬します」とは有権者を軽んじている証左だ。知事選が自身が言う「政治家としての集大成」ならば、次期総選挙での第二区は後輩の馬場雄基に譲り、自らは比例区に回るとか代議士を引退するべきだ。
自民党の左傾化と劣化は甚だしいが、野党第一党の立憲民主党の左傾化も著しく、泉健太代表は次期衆院選に向けて日本共産党との連携に合意した。正しく「立憲共産党」と揶揄される中で、党内良識派と見られる玄葉の存在価値は薄れるばかりなり。

安倍晋三が殺されてからの自民党の転げ様が凄い。岸田政権の売国ぶりが顕わになる中で、染み総長の根本匠は引退するだろうと思っていたら、何やら次の総選挙に向けてヤル気満々だという。まぁ、散り際を間違えると晩節を汚すことになりますよ。
1996年の小選挙区制導入から根本が連続して当選していたが、2009年の総選挙では千葉県から国替えした落下傘部隊であった民主党の太田和美(現千葉県柏市長)が根本を破って当選を果たした。根本は復活当選も叶わず浪人という憂き目に遭った。
東日本大震災後の2012年の総選挙からは、再び根本が他の候補を引き離して連続当選していたが、2021年の総選挙では立憲民主党新人の馬場雄基に比例復活当選を許した。ポッと出の新人候補の復活当選は、根本の不人気ぶりと賞味期限切れを露呈した。
二本松市、特に岩代地区は根本匠の熱狂的な支持者が多く、根本にとってこの地域を失う衝撃は大きい。郡山市は反自民票は多く、前回の総選挙で新人の馬場雄基が猛追し復活当選したことでも、田村市を基盤にする玄葉光一郎が有利になるのは明らか。
劣化著しい自民党政権が続いてるのは、単なる野党のオウンゴールでしかない。次の総選挙では裏金問題や、自民党の著しい左翼政権ぶりに保守層及び無党派層の支持離れが露わになるだろう。そんな中で、根本が選挙に強い現場に勝つのは至難の業だ。
岸田派の事務総長を自慢する根本だが、岸田政権下で謀られたLGBT法や外国人労働者受け入れという実質的移民政策など売国ぶりの責任の一端は根本にも在る。
岸田派の事務総長を自慢する根本だが、岸田政権の売国ぶりは目に余る。裏金問題では清和会(安倍派)ばかりが批判されてるが、宏池会(岸田派)の方が悪質である。政治資金パーティーには多くのシナ人が参加していたことが明らかになっている。
外国人からの政治献金は政治資金規正法違反である。外国人の政治参加は主権の侵害でもある。外国人の政治資金パーティーへの参加は違法ではないというのは如何なものか。法律を作る側にいる国会議員が法を掻い潜っている状況は国民への裏切りだ。
岸田文雄首相は1000万円以上集める「特定パーティー」を開催し億のカネを稼いだ。閣僚の政治資金パーティーは政治資金規正法には抵触しないが大臣規範に抵触する。
政治とは最高の倫理であり、最高の道徳であらねばならない。国民の模範になるべき政治家が、生業や政治資金という名のカネ儲けに奔るとは何事か。岸田派事務総長である根本匠は全責任を負って、カツラを外して謝罪し、引退した方が好い(笑)
一方の立憲民主党も立憲共産党と揶揄されるくらいに酷いものだ。小選挙区制度の下で自民党か立憲民主党の「でもしか政党」しか選べないのは有権者の不幸である。
自民党の支持離れは御粗末な経済対策に加え、国柄を破壊し兼ねないLGBT法案の強行採決や移民政策が原因で保守層が三下り半。そんな状況下で、作家の百田尚樹が「日本保守党」を立ち上げたことで有権者の選択肢が増えたことは有り難いことだ。

根本と玄葉の議員生活は政治の劣化の30年であった。政治が劣化した元凶は小選挙区制度と政党助成金制度である。平成6(1994)年、細川護熙政権下で「政治改革四法」が成立。この法案に因って、衆院選毎に吹いていた新しい風が止んでしまった。
「政治改革四法」の小選挙区比例並立制と政党交付金制度こそが政治劣化の元凶となっている。この名ばかりの改革四法案の見直しなくして真の政治改革は無い。
中選挙区制度時代、例えば自民党が2議席、野党1議席、無所属1議席など新人議員が当選することで、国会議員の約3分の1が改まり新しい風が吹いた。だが、小選挙区導入で自民党VS野党でしか戦えくなり、結果的に世襲と元官僚の巣窟となって行った。
中庸を重んじる日本人には小選挙区はそぐわない。クソ野党しかいない日本で小選挙区制度比例並立制が続けば野党のオウンゴールで自民党政権が続くのは当然のこと。
政権交代は夢のまた夢。小選挙区制度比例並立制を廃止し、例えば、福島県は「中通り(4名)」「会津地方(3名)」「いわき地方(3名)」の新たな中選挙区制度を設けるべきだ。更には国民への詐欺行為である政党助成金は廃止するのが妥当である。
画像は根本匠の倅・拓(たく)。根本一族はつるッ禿げの血筋だが、奥さんに似たのか髪はフサフサ。東大首席卒業(法学部総代)の弁護士。ハーバード大学法科大学院を修了してるエリートでもある。最近は父親の名代として市内の会合などに出ている様だ。そんなこともあって、「次の総選挙に出馬するのでは」との噂が出ている。
パッとしない根本匠VS玄葉光一郎のベテラン対決なんぞに興味は無い有権者が殆どだろう。根本は息子・拓へバトンタッチするなら今回がベスト。「世襲」が批判されるだろうが、政治環境を学ぶ機会が多い世襲は、素人より優れているのも確かである。
玄葉勝利は間違いないが、ボロ負けして復活当選さえ叶わなければ拓の政治生命も危うくなる。根本は「今回の選挙を最後」とか言ってるらしいが禅譲した方が好い。
「散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ」とは細川ガラシャの辞世の句だが、匠ちゃんに届くだろうか。尤も、岸田文雄を筆頭に、今どきの政治家に男としての散り際の美学や引き際を説いたところで馬の耳に念仏の類だわな(苦笑)
馬場雄基と根本拓の若手対決が好い思っている有権者は少なくない。6月解散総選挙が囁かれてる中で、拓を出馬させるにしてもチョッと時間が足らないのも確か。
まぁ今回は、根本陣営としては有権者や後援会へ拓の御披露目を兼ねての出馬にしたいのだろうが、タイミングを失するとその芽も潰すことに成り兼ねませんぞ。
政治劣化の元凶となった「小選挙区比例代表並立制」「公職選挙法の一部を改正する法律」「衆議院議員選挙区画定審議会設置法」「政治資金規正法の一部を改正する法律(政党助成法の総称)」の政治改革四法案の見直しなくして日本の再生は無い。まぁ、拓が当選しても旧宏池会の柵もあって旧態依然の政治に埋没してしまうんだろうな。
つ~か、何やら、玄葉光一郎後援会・石川支部幹部の破廉恥ネタが舞い込んで来た。この噂が事実だとしたら玄葉の信用も揺らぐ。真相は次号で報じたい。呵呵。
汚れた顔の紳士達作成委員会 編集主幹・佐久間五郎
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