会津若松市の土地建物明渡事件の最終公判を傍聴して感じたこと
- cordial8317
- 2024年5月28日
- 読了時間: 12分

拙ブログの「会津若松市男性への不当な立ち退き要求シリーズ」に関する問題は、会津市民や読者の関心を呼んだ。拙ブログを見て怒り狂った太田正吾は、関正尚と結託して「名誉棄損」及び「侮辱罪」で愚生を告発するに至った。政経東北の取材に「オレは関係ねえ」「オレは売っただけ」と無関係を装ってた関だが、要は二人は一蓮托生。
検察庁からの呼び出しに対しての反論及び正吾との経緯は、後々アップする予定です。それにしても、被害者の人権を蹂躙して来た輩に「名誉」とか「信用」とか「人権」があるとも思えないが、自分に非難が降りかかると、弁護士を頼るその卑怯さには厭きれるばかり。拙ブログを繰り返し読んで、己の不徳と賤しさを恥じなさいな。
拙ブログでは、昨年8月10日の「政経東北8月号の記事を読んで驚いたのなんの(笑)」から始まり、11回(他、愚生への名誉棄損及び侮辱罪容疑関連の記事を予定)に渡り、会津若松市馬場町で起きている不法立ち退き要求問題を取り上げて来た。
愚生は右翼と揶揄される。国士舘大学在学中から行動右翼のパイオニアと言われた防共挺身隊に所属。40代後半で四代目総隊長に就くも何故か除籍処分になった。その後は隠遁生活を経て、政治評論家として政治思想などの啓蒙活動に邁進している。
弁護士というのはヤクザは好きだが、右翼を嫌ってるのが多く、司法関係者には無自覚左翼が多いから然もありなん。そんな中で長谷川さん側に付くことは贔屓の引き倒しになる場合もあり、被害者を応援することでマイナスになっては本意ではない。
正義に思想は関係ないが、現実には思想差別は存在するのも事実で、法律では救われない正義が蔓延っている。愚生は「正しいものは正しい」との当たり前の正義と、法律で救われない被害者の声を発信することで不条理を払拭したいと思っている。
5月21日、不法立ち退き問題の報復である「土地建物明渡事件」の最終公判を傍聴した。裁判官から「質問ではなく討論になっている」とか「質問が二重になっている」などと諌められていたが、被告である長谷川雄二さんの独壇場の質疑だった。
最終公判には、被告である長谷川雄二さんの参考人2人(山内酒店従業員・酒井宏文と不動産業経営者)と原告側の太田正吾と関正尚が参考人として証言に立った。
最終公判ということもあってか、傍聴席には被告を応援しようという方々が座っていた。1人目は関正尚が証言台に。高齢ライダーお気に入りのアメカジのジャンパーを着た関の人相風体は想像していた以上に悪く、それに輪を掛けてふてぶてしかった。
今回の公判で明らかにするべきは、当該物件に不法入居者が住んでるのか否か。長谷川さんからの質問に「分かりません」「記憶に無い」を連発していたが、山内酒店のホームページは長谷川さんが、当該物件の仕事場で作ったものだし、駐車場の管理なども長谷川さんが回収していたことを「分からない」とは裁判を愚弄してないか。
不動産購入に至る経緯に関しても、前所有者に1回しか会っていないのに「2回」と答えたり、「500万円という購入金額は前所有者が提示したものだ」とか、前所有者との売買するに至っての約束事に関しても「約束事は無かった」と応えていた。
「この土地は誰からの口添えなのか?」との質問に「そこの、長谷川・・・」と呼び捨て。新型コロナに罹り、長谷川さんに助けられ、その後「命の恩人だ」と長谷川さん宅を訪問してた関が、掌を返して応えてる様子に傍聴してた人も厭きれていた。
2人目には酒井宏文(山内酒店従業員)が証言台に。見るからに余所余所しい。山内酒店は不法立ち退き問題の黒幕・関正尚が経営しており、その従業員が長谷川さん側の参考人として証言するのだから、関が後ろにいるし戸惑うのも当たり前だわな。
被告側証人は証言する以外は退廷しなければならないが、原告側の証人は傍聴可能だという。そんなこともあって、酒井証人は関の顔色を窺っているのが分かる。裁判官も事情に鑑みて、関に対して暫し退廷を命じるなどの措置を講じて欲しかった。
酒井証人は、会津若松市馬場町の土地取得に関して事情をよく知る関係者の一人として、裁判所へ経緯などを書いた陳述書を提出している。だが、その陳述した内容もしどろもどろ。原告側弁護士から「この陳述書は長谷川さんが書いたものか?」と問われると「はい」と返事していたが、本人の署名捺印の意味さえも理解していない。
長谷川さんの公判後、「現在の司法では犯罪者は裁けない。悪は増長の一途だ」とのブログをアップしてるが、公判前に酒井氏は関と太田正吾と昼飯を共にしてたというから驚いた。証言への圧力や妨害、弁護士からのアドバイスがあったと思われる。
既に提出した陳述書で明らかになってる事実さえも、はっきりと証言出来ない酒井氏を見てホント気の毒に思ったが、関の会社の従業員だもの、その心中は理解出来る。況してや正吾が傍にいればビビッてしまうわな。そこに弁護士が加担してたのであれば大問題。聞く一方で何ら手立てさえ無い裁判官も同じで、司法の劣化が止まらない。

3人目の証人は長谷川さんの知人の不動産業社長。関正尚の不動産取得に至る経緯や契約に疑問を呈し、正吾が長谷川さん宅を訪問した際の脅迫行為を証言した。
そして4人目には愈々真打登場。太田正吾を久しぶりに見たが、釣りで日焼けした顔は相変わらず品が無い。心証を好くしようと白地のシャツにネクタイ姿には思わず笑った。そのスタイルは、長谷川さんを脅した際のカッコと同じなのだ(画像参照)
画像は、長谷川に説得を試みる太田正吾。まぁ説得というより、正吾に会った人は分かるが口調がチンピラ丸出しで、普通の人ならその口調と威圧に圧倒されるだろう。それを、正吾の強迫にビビることなく、戦っている長谷川さんは大したものだ。
「ココはオレが2200円で買った。アンタは不法侵入者だ」と喚き散らし、「入口には杭を打つ。駐車場の車は今日中に追い出す。建物は重機を入れて取り壊す」「今なら話に乗ってやるからカネを貰って出てけ」と喚いてた様子はカメラ映像で確認済み。証人も、この時の様子を近くでハッキリ見ており、恐ろしかったと証言している。
駐車場の名札も剥がしたことで、脅迫と器物損壊で訴えられた。その後、正吾は弁護士名の入った紙を駐車場を借りてる車に貼ったり、借主を見付けては威嚇する様に「弁護士に電話しろ」などと迫ったという。正吾というのは、弁護士さえ入れば何でも赦されると思っている様だが、その前に日本人として順法精神を学んだら如何か。
ここで疑問なのは、正吾がこの土地に顔を出したのはこの日が最初ではない。正吾がこの土地を購入する3ヶ月程前にこの地を訪れて、長谷川さんが住んでることは確認している。その後、何故か豹変して「アンタは不法侵入者だ」とはどういうことなのか。不法入居者であるなら裁判でその理由を述べるべきで、購入理由はどうでもイイ。
政経東北で「黒幕」とされた関正尚が、正吾に土地の購入と長谷川さんの立ち退きを頼み、単純な正吾も「そんなのは簡単、オレに任せろ」とばかりに安請け合いしたのだろう。つまり、正吾はこの時に入居者を確認してるし、関自身も長谷川さんの息子が住み、長谷川さんが仕事場として使ってるのは分かってるのにふざけてるよな。
正吾は誰も見てないと思い、いつもの調子で恫喝に出たのだろうが、防犯カメラにバッチリ撮られてた。まさかあんな古い建物に防犯カメラがあるとはビックリだわな。公判で長谷川さんが脅迫の事実を問うと、「脅していない」と反論していた。
公判では、正吾は長谷川さんを脅した翌日と翌々日にも長谷川さんへ電話して「(売買の)話し合いに応じてくれないか」と懇願してたという。長谷川さんは「脅されて話し合いなど出来ないでしょう」と正吾に言い聞かせていたがその通りだわな。
「ココはオレが2200円で買った。アンタは不法侵入者だ」と脅したことで、強迫と器物損壊で告発されるや、正吾は代理人弁護士を立てて「土地建物明渡請求事件」として長谷川を被告として訴えている。コレ正しくスラップ訴訟やリーガルハラスメント。
正吾は「家賃も駐車場代も貰ってない。不法入居なので早々に明け渡せ」と訴えているが、恐らく、関が「長谷川からの入金は無い」と正吾に騙っていたのだろう。ならば、正吾は長谷川さんではなく、関や仲介したコクドホールディングスの斎藤新一を訴えるべきであって、何故か三人が結託していることこそ語るに落ちたということだ。
関の所有となってから長谷川の家賃の遣り取りが実に怪しげ。その辺りの事情をよく知る酒井宏文(山内酒店従業員)証言が中途半端に終わったことは残念だった。
今回の公判では、原告である正吾がコクドの斎藤新一に「500万円支払った」という供述が出たのは驚いた。500万円は斎藤への仲介料や謝礼だろうか。斎藤こそが、今回の不法立ち退き問題を演出した人物であることが露呈されたことは面白い。
3月6日の第3回公判では、原告側は「コクドホールディングスの斎藤新一社長を信じ、投資目的で購入した」との主張をしていたが、被告の不法占有が事実かどうか分からない中で、仲介者である斎藤に500万円を支払ってたというのはどうなのだろう。
「5000万円」という声も聞こえたが、何の5000万円なのか聞き取れなかった。問題の土地を5000万円で吹っ掛けたのか、それとも別な物件に関して諍いが起きてるのか知らんが、斎藤が初めから正吾の資金を狙っていたのではという疑惑が生じたのも確か。

コクドの斎藤(画像右)というとその昔、山口組三代目直参の会津角定一家・四代目木村茂夫総長時代に、事件物のとんでもない土地を売り付けて騙したとの話しを聞いたことがある。関や正吾に斎藤と、暴力団に纏わるネタがホント多過ぎるな(苦笑)
正吾が脅迫で告発されると、コクドの斎藤は一人で長谷川さん宅を訪れ、「何故法律に詳しいのか」と聞いたり、他愛もない話をしたり。御機嫌伺なのかと思いきや、その足で関の店へ顔を出して逐一報告しているというからホント小狡いおっさんだ。
斎藤の様な御調子者というか、小狡い野郎というのは何事も自分のことしか考えないから、自分が不利な状況になると裏切るのも早い。以前、拙ブログで「今は馬が合ってる様だが用心に越したことは無い」と指摘しているが、その通りになった。
関正尚と斎藤は以前からの知り合い。長谷川さんから自宅の土地の売買を聞き付けた関は斎藤と絵を描いたのではあるまいか。そこにニンジンをぶら下げた正吾が登場し、あれやこれや(居住者は生活保護者だから小銭を渡せば簡単に取得出来るなど)と言い含めて買い取らせたのでとの思いに至っている。ここでまさかの正吾被害者論(笑)
単純な正吾は斎藤の口車に乗った。「土地評価価格は2600万円。2200万で買っても儲かる」と焚付けられ、正吾も不正取得したカネのマネーロンダリングにもなると考えたと思う。だが、立退料が惜しくなり、長谷川さんへの恫喝行為に及んだのだろう。
500万円を斎藤に支払うくらいなら、脅迫行為を謝罪した上で話し合い、誠意ある金額を提示すれば好かったと思う。使い方を間違えたというより、往往にして成金というのはカネの使い方を知らない。斎藤の台所事情が芳しくないと聞いている。まぁ正吾は500万円の回収を図るだろうが、今後の三人の相関図はどうなるのか見ものだ(笑)
思ってた以上に長谷川さんは知識もあり、正吾は窮地に立たされることになった。関が立退料を惜しまずに、長谷川さんに過分な立退料や経費を出していればこんな問題になってはいなかっただろうが、関を未だに信じ切ってるとしたら余程のマヌケだ。
公判で関は、安価(500万円)で購入したことを長谷川さんに問い質されると、「山田さん(前所有者)が提示した価格だ」と言ってたが、そんなことは考えられない。
関は以前、長谷川さんからの購入価格への疑問に「家屋を更地にしなかったのは、前所有者の責任だ」と居直ってた。だったら何故に更地にする経費まで引いて購入したのかという疑問が残るし、前所有者が500万円と提示したのなら購入後、速やかに長谷川さんへの立退料及び謝礼を支払い、建物や土蔵の解体を行えば好かったことだ。
関は「(格安なのは更地にしていないから)そんなもの」とも応えている。長谷川さんの立退料や解体費用などは「そんなもの」に入ってると考えるべきで、況してや長谷川さんの紹介で格安な物件を購入したのなら礼金を支払ってもバチは当たらない。
自ら「更地にして売るのが一般的でそんなものだろう」と言ってたのに、500万円(経費差し引き450万円)で取得した土地を、更地にもしないで2200万円(公判では1500万円)で転売したのは、どう見ても不正取得と詐欺行為としか思えない。
正吾も然りで、愚生の知る正吾なら関や斎藤に「話が違いじゃないか!」とキレるだろうに仲良くしてるのが何とも解せない。まぁ何か他に企んでるのか、余程馬が合うのか知らんが、弱い者虐めや詐欺紛いの手法を改めない限り天罰が下るだろう。
宅建業法違反及び司法書士法違反の時効に納得出来ない長谷川さんは、会津若松警察署捜査二課に「関が登記する上で前所有者を騙した詐欺罪に抵触する」として詐欺罪で告発した。だが、前回の告発と同じく、警察が8か月間捜査せずに最後は不受理とされた。「検事が駄目だと云ってる」という理由だが、何のことは無い職務怠慢。
今回の問題は、会津若松警察署の職務怠慢と検事の不正義が事態を悪化させたと言っても過言ではない。そんな中、土地明渡請求事件の判決は7月25日に言い渡される。
公判の最後に、裁判官が正吾に「今日は態々東京から来て頂き・・・」などと言ってたが、正吾の悪の実態を理解していない。資産家の正吾が好意的として購入に至ったくらいにしか思っていないのだろう。正吾は「今は郡山と東京を往ったり来たり・・・」と応えていたが、恐らく原告側弁護人に慮った判決になるのではあるまいか。
公判を終えた正吾と遭遇したので「何でオレが訴えられなきゃならねえんだよ」と言うと、正吾は「警察を通して最後までやる」とか言っちゃってたが、ある時はヤクザの交友者、ある時は弁護士を利用し、そして愚生へ「お前だけは絶対に赦さない。必ず殺してやるからな!」と殺人予告をした輩が、警察頼りとはもう厭きれるしかない。
愚生は右翼と揶揄されるが、別に左翼に対抗している訳では無い。国家の恩恵を享け乍ら、日本を卑下し貶めている連中が嫌いで、そうした輩に左翼が多いというだけのこと。何より、弱い者虐めや狡賢く卑怯な連中が大嫌いで、正吾らもその対象である。
姑息で卑怯な連中に対して勧善懲悪・破邪顕正の精神で相対している。拙ブログの諫言が正吾ら悪漢どもの目に留まり、猛省して欲しいものだが、懲りない面々は反省し自らを省みることすらしないだろう。悔い改めない限り、悪事を曝します。呵呵。
汚れた顔の紳士達作成委員会編集主幹・佐久間五郎
コメント