四川料理・太陽が「中華・太陽(タイヤン)」としてリニューアル♪
- cordial8317
- 2024年6月1日
- 読了時間: 3分

四川料理・太陽が「中華・太陽」としてリニューアルオープン。店主は、麻婆豆腐の生みの親である赤坂四川飯店の陳健民の愛弟子。健民の息子が中華の鉄人・陳健一で、健一の弟子の店は県内や市内にも在るが健民の弟子はここ「太陽」だけ。兄弟弟子は全国でも名立たる名店揃い。画像は麻婆豆腐が載った「麻婆麺(汁無しマーボーめん)」

「麻婆麺」。四川飯店直伝の丸ごとの豆鼓がふんだんに入った麻婆豆腐は、辛さ控えめだが後から刺激が押し寄せる。茹でた麺だが麻婆焼きそばでも食べたいな。

「太陽坦々麺」。オープンした昭和50年代は担々麺自体を知らない人が多く、担々麺ではなく店名を冠した「太陽麺(タイヤンメン)」にしたそうだ。芝麻醤の使い方が絶妙で、しっかりとしたコクと旨味と辛さが三位一体となった秀逸な担々麺です。

「太陽スペシャル坦々麺(ノーマル)」。辛さは控えめながらしっかりとしたコクと旨味が三位一体となった秀逸な味わいで、スペシャルにはモヤシとシイタケ、ニラやネギなどの野菜が入ります。太陽担々麺と同じく、ノーマル、中辛、大辛も選べます。

「蝦仁湯麺(えびめん)」。オリジナルの担々麺「太陽麺」が人気だが他の麺類も秀逸なんです。中でも海老麺がお気に入りで、たまに食べたくなる塩味のラーメン。さっぱりした中にも野菜と海老のとろみ餡がスープに溶け出して滋味深い味が楽しめます。

「什景炒麺(五目焼きそば)」。見るからに美味しそう。麺がカリッと香ばしく焼かれていて、海老やイカの海鮮類と豚肉や野菜などが入った五目あんかけの具合も絶妙。

「棒棒鶏冷麺」。ここの棒棒鶏は絶品で、他の店ではない味わい。「棒々鶏」や「餃子」「皮蛋」などで生ビールをやるのが愉しみ。この冷麺も好いつまみになります。

「麻婆豆腐烩飯(マーボー丼」。激辛四川麻婆豆腐ではなく、日本人に合わせた辛さ。白飯との相性はバツグン。搾菜とスープが付く。搾菜の美味い店は間違いない。

「麻婆豆腐烩飯(マーボー丼」。激辛四川麻婆豆腐ではなく、日本人に合わせた辛さ。白飯との相性はバツグン。搾菜とスープが付く。搾菜の美味い店は間違いない。

「紅油餃子(ニンニクソースかけ餃子)」。五香粉香る茹で餃子に辣油入りのニンニク風味のタレがかけられている。この辣油タレは他の料理にも色々とアレンジできそう。

「鍋貼餃子(焼餃子)」。焼き色が好い感じ。醤油と酢と辣油で食べるのも好いが、酢(お好みで胡椒を少々)だけで食べると餃子本来の味わいを楽しめます。

メニュー。定食や炒飯、愚生の大好きな棒棒鶏などの一品料理が無くなり、メニューを絞ったがこのくらいの品数の方が好いと思う。ランチ三種類あり。

地元紙(福島民友新聞)に掲載された記事。娘(長女)が調理を手伝い、接客などは女将さん。個人的なことだが、跡を継ぐと思われてた妹はどうしているのだろう。

店主とは従兄弟。戦後、中国残留孤児として帰国後、赤坂四川飯店で腕を磨き、縁あって故郷(二本松小浜)の魚屋の長女と結婚を機に仙台市内で開業。高校生だった愚生は女将さんの弟と一緒に引っ越しを手伝ったのを思い出す。数年後、仙台市から市内細沼町に移転。その後は市役所近くでの営業を経て現在に至る。市内屈指の名店です。
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