喜多方市の「大三元」といえばやっぱ味噌ラーメンでしょ！

　喜多方ラーメンといえば、坂内食堂や喜一の「塩ラーメン」や、煮干し風味と豚ガラが効いた昔ながらの「醤油ラーメン」が評判の店が多い。そんな中で「大三元」は、味噌ラーメンが人気の店だ。野菜がふんだんに載った味噌ラーメンはニンニクは控えめでやさしい味わい。画像は味噌ラーメンに納豆が載った「納豆みそラーメン」

「みそラーメン」。スープの中に野菜のコクと甘さが加わり、モチモチの中太麺との相性も好い。野菜は細長く切りそろえられている。どこか懐かしく、ホッとする味わい。やっぱ「大三元は味噌ラーメンでしょ！」というのを再確認した次第です。もう少しパンチが欲しい人は、辛しニンニクを追加トッピングするのがおススメです。

「ラーメン」。トッピングは豚バラチャーシュー3枚とメンマと刻みネギ。中太麺はモチモチで透き通ったスープとの相性はバツグンで、喜多方ラーメン王道の味わい。

「背脂ラーメン」。背脂が入ったスープは熱熱。醤油ラーメンに背脂が加わると更にコクと甘さがアップして極上の味わいになる。見た目よりさっぱりといただけます。でも、値段を見て驚いた。背脂入っただけで普通のラーメンより200円も高いんだな。

「みそラーメンと納豆みそラーメン」。炒めた野菜の甘みと風味が加わり美味さが引き立つ。シンプルで美味いが納豆をトッピングすると美味しさアップ。納豆入りのみそ汁があるが、味噌ラーメンと納豆の相性はバツグンでクセになる味わいです。

「餃子」。この日の焼き加減はチョッとした焦げが気になるが、皮は自家製なのか、厚めでもっちりとしてて、餡もぎっしりと入っていて無難に美味しい餃子です。

　メニューは「醤油」「みそ」「しお」の三種類。何やら塩ラーメンも美味いというし、季節限定の冷しラーメンも気になるな。おススメは「みそ」。納豆みそラーメンは美味しかったが、納豆を醤油ラーメンに入れたらイマイチだったな（笑）

　店内は、カウンターとテーブル席と小上り席で、オープンキッチンになってます。天井が高く、ゆったりとした空間が広がっています。清潔感もあり好感が持てます。

　喜多方ラーメンを最初に食べたのは今から約40年前のこと。駅方面の古びたビルの一階に在った「大三元」で味噌ラーメンを食べたような記憶がある。その昔は現在と違って道路事情も悪くて、喜多方に行くというだけで大変だったんだよなぁ。

　道路沿いの黄色の看板が目立ってます。店名の上には冠の如く「みそらーめん」の文字が。味噌ラーメンがイチオシだが、看板には中華そばの下に「タンメン」と書かれてある。野菜の炒め方も絶妙なのでタンメンもかなり美味しいと思うが、平日限定メニューです。タンメンで「大三元」というと郡山市のあの店を思い出すな（笑）