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医療ミスを隠蔽し続ける太田綜合病院の新理事長に太田善雄が就任

  • 執筆者の写真: cordial8317
    cordial8317
  • 2024年4月6日
  • 読了時間: 10分


 平成29(2017)年、太田健三の長男の善雄が一般財団法人・太田綜合病院の副理事長就任して6年余りで新理事長に就いた。健三と同じく医師免許の無い理事長となる。


 経歴の学歴が不明だが敢えて公表していないのか。家系と親の七光りで理事長就任。医師免許の無い者が太田綜合病院の理事長に就いたのは異例中の異例だったが、禅譲で善雄が理事長となれば太田一族から異論が出て来そうな予感がしないでもない。


 新理事長は福島民報の取材に応じ、「地域の皆さんの信頼を得乍ら活動して来た。安心感があり、愛され続けるグループを創りたい」との抱負を述べている。「信頼を得たい」のなら、過去の医療ミスを速やかに公表し謝罪するべきではないのか。


 太田病院の創業者は太田三郎。太田家の家系図を見るとその乱脈は凄まじい。そんな家系の中で子供に恵まれなかった太田辰雄・緑子夫婦は、緑子の姉妹でもある博子の嫁ぎ先の木下家の縁で、木下隆夫・光子の娘・三知子氏を養子として迎い入れた。


 その後、当時、福島県知事だった松平勇雄と岐阜県知事の梶原拓の口入れもあって、岐阜県出身で元富士銀行(現みずほ銀行)行員だった渡邊健三を婿養子にして、三知子と結婚させた。健三夫婦は揃って太田綜合病院の役員に就くこととなった。


 話しは逸れるが、平成に入って間もない頃、系列の東京の町田病院の土地売買に絡み、都内の任侠系右翼団体から「病院を建てるという理由で安価で土地を購入したのに、それを相場の値段で転売するのは如何なものか」と抗議されたことがある。


 この町田の土地問題は、健三と昵懇の大越工業所会長の仲介か、地元ヤクザの親分が介入して和解したらしいが、相応の金銭が動いたことは想像するに余りある。その後は何かにつけて健三と地元ヤクザとの怪しげな噂は絶えることはない。


 市内大町の太田記念病院跡地も、駅前開発に絡んで町田病院の転売時の時の様な不正が起こる可能性もある。これは大町の星綜合病院の跡地でも言えることだが、医療法人として安価で取得した土地が利権漁りの舞台になる可能性も危惧される。


 斯くいう愚生も、太田記念病院に入院中だった故郷の知人の奥さんが急変し死亡。当時の看護婦への面会などを求めたが、地元ヤクザに揉み消しを謀られたことがある。まぁ、今回も拙ブログや太田記念病院跡地絡みで暴力団が登場する様なら詳細をブログで綴りたいと思っているが、今どきヤクザは出張って来ることはないか(笑)


 太田義雄理事長の画像をfacebookで見てみた。健三は恰幅が好かったし、大物感が漂ってたが、人相風体は一つも似ていない気がする。つ~ことは母親の三知子似なのだろう。


 太田家の血が入ってるのだろうが、人相学的には貧相だな。つ~か、緑子の甥っ子の太田正吾に似てるのにチョッと驚いた。二代続いての医師免許の無い理事長が続くという異常事態に太田綜合病院の将来を危惧する。ってか、余計な御世話だわな(笑)


 以前、拙ブログで、一般財団法人・太田綜合病院の太田健三副理事長(当時)と太田家の身内で、太田緑子の甥と墓問題での諍いを知り、甥の正吾からの相談と要望を受けて、当ブログで健三副理事長(当時)に苦言を呈したことがあった。


 アップしたブログは、諸般の都合で10日ほどで削除したのだが、ブログ記事の内容は太田家や財団法人関係者に内容証明書郵便で送付され、関係者の知ることとなった。


 このブログを書くに当って、てっきりブログの原稿依頼かと思いきや原稿料などはなく、話を聞いて、「今どき立派な親孝行じゃないか」との思いからアップしたが、正吾からは「ありがとうございます」の一言も無く、アホ臭いので削除した。


 原稿料(取材費及び経費)を貰ったのなら削除することは無いが、別に原稿料を頂いた訳でもなく、況してや右翼人としての大義もないし、健三理事長と昵懇でもある大越工業所の大越興治会長の立場などを慮って削除することにした。


 正吾は善雄に対しても執拗に面会を申し入れたり、恫喝を繰り返していたという。健三らは、面会を拒否し、警察に相談。その後は正吾からの嫌がらせは治まった。


 正吾は「健三は歳だしオレより早く死ぬ。死んだら息子と話し合いをすりゃ好い」とか言ってたし、事件を起こし喜連川社会復帰促進センターに収監されたは「太田病院の経営権を取り戻す」と息巻いてたというし、善雄との対決が待ち遠しい(笑)


 善雄が副理事長に就いた頃、健三前理事長もよく知る某ヤクザから、「太田西ノ内病院の循環器科に通ってた身内が医療ミスで癌が進行し手遅れになった。ブログで糾弾とか出来ないものか」と相談を受けたことがあった。拙ブログでも何回か取り上げているが、当委員会の忠告は無視され、未だに医療ミスは隠蔽され続けている。


 医療ミスの内容とはこうだ。ヤクザの実姉の夫(Nさん)が肺に違和感を覚え太田西ノ内病院の循環器科で診療するも快方に向かうどころか悪くなる一方で、市内八山田のクリニックにセカンドオピニオンに行ったところ「末期の肺癌」と診断された。


 循環器科医師に因る医療ミスが事実なのは間違いない様で、「事実であればブログはいつでも書けますから、副理事長の太田健三は知らない間柄じゃないんだし、それこそ大越さん(大越工業所会長)に連絡して直接話したらどうですか?」と具申した。


 翌日、ヤクザは大越興治会長に連絡し、役員室で健三理事長と大越会長が鼎談。その後、担当医師Aが呼ばれることとなり、担当医はヤクザの迫力に圧倒されたのか「忙しかったので画像を見なかった。すみません」と易易と医療ミスを認めたという。


 医療ミスは何処の病院でも発生する可能性はある。医療ミスが起きてしまった場合、当事者との話し合いも大事なことではあるが、医療の安全管理を徹底する上でも市民に情報の公開することは当然のこと。再発防止を考える上でも情報公開は大事である。


「一般財団法人」や「医療法人」「公益財団法人」「社会福祉法人」などには公的資金、補助金という血税が投入され、税金面も優遇されている。医療法人や医師、医療に携わる者に求められるものは高い倫理性や道徳性であり、公正、公平な中立性である。太田西ノ内病院は、その高い倫理性や道徳性が欠落しているのではあるまいか。


 太田西ノ内病院の倫理性や道徳観も欠落しているが危機管理も全く機能していない。「医療ミスを公表して情報の公開を急ぐことで再発防止に務めるべきだ」との声を無視する対応は、再発防止を徹底する気もないということに尽きる。


 理事会では、当事者のNさんの身内が地元暴力団幹部ということで「カネさえ払えば問題にはならないだろう」との判断だったのだろうが、医療法人や財団法人は公的立場な組織であり、先ずは事実を公表し明らかにした上で、弁護士なども交え、支払われる賠償金額が前例や相場と比べて妥当なものであるべきものにするべきだった。


 今回の医療ミスと暴力団との直接交渉疑惑について、愚生も再三再四、忠告と苦言を兼ねて面会を申し入れてはいるが面会は拒否、申し入れにも返答すらない。


 要は、相手を見下して自分達の都合の悪い部分は沈黙を続けてやり過ごそうという魂胆。抑々、自分達が間違ったことをしてるとの自覚もない。「天網恢恢疎にして漏らさず」、悪事は必ず暴かれ、健三親子らに天罰が下るだろうことは明らか。



 理事長を退き楽隠居かと思われた健三は、新設の太田綜合病院会長に就いた。取材に「コロナ禍で医療関係者疲弊し、厳しい経営を強いられる中、国、県の補助金で持ち堪えた」と語ってるが、医療機関は正にコロナバブルで公金チューチューだった。


 更に健三は、「行政や医療機関と連携し、安心出来る街創りに向けて努力したい」と神妙に語ってるが、この「行政や医療機関との連携」とは、市内大町に在る今や廃墟と化している旧太田記念病院の解体と再開発を念頭に置いてることは察しが付く。


 大町地区の景観を損ねている建物解体を進めて郡山駅前周辺の活性化を図らねばならないとは思うが、複雑な柵が交差する。資産家でもある健三が解体費用を出せば済むことだが、取り巻きからの助言もあってか、再開発計画自体は頓挫した儘だ。〈トポスビル解体で味を占めた連中が次に企むのは太田記念病院解体〉を御参考に。http://blog.livedoor.jp/cordial8317-kyudan110/archives/57262154.html


 旧トポスビルや旧丸井ビルの解体は、郡山市の重鎮でもある渡辺隆弘が中心となり、地元暴力団稲川会紘龍一家総長(故人)の名代として大越工業の大越興治会長が進めていた案件だったことが明らかになった。隆弘大先生御一行様は二匹目のドジョウを狙って、太田記念病院解体を補助金で払わせようと企んでることは察するに余りある。


 太田記念病院跡地は健三名義になってるらしく「資産がある」ということで補助金投入は見送られている。補助金は国民の税金であり、一般財団法人や広域財団法人という税制面で優遇されている団体に更なる血税の投入となれば国民は納得しまい。


 福島県社会福祉協議会会長でもある健三が、盟友の大越会長の依頼とはいえ弁護士も同席させず、暴力団対策法や暴排条例を無視して暴力団と直接交渉したことは赦されることではない。だが、今回の件では本人は猛省するどころか社会的にも道義的にも責任は感じていない。この社会ズレした横柄な感覚が健三の健三たる所以でもある。


 太田西ノ内病院の危機管理は全く機能していない。当委員会からの「医療ミスを公表して情報の公開を急ぐことで再発防止に務めるべきだ」との声を無視する対応は、再発防止を徹底する気もないということに尽きる。一般財団法人の役員が反社会的勢力と関わりを持ち、倫理や道徳に反する様なことは決して赦されることではない。


 2年前、福島医大付属病院が、CT(コンピューター断層撮影装置)検査を受けた70代男性患者の画像診断で、肺癌を見落としていた医療事故があったと発表している。


 新聞記事では、男性は肺癌に起因する脳梗塞を患い再度のCT検査で肺癌が見つかった。主治医は「1年前のことなのではっきりと覚えていない」と応えていたが、事実を隠蔽することなく発表に至ったことは医療従事者の倫理としては当然のこと。


 数年前にも、東京杉並区の河北総合病院(検診クリニック)で胸部X線検査をした40代の女性患者の肺癌を見落としていたことが発覚。この女性が死亡したことで経緯を説明し謝罪している。こうした医療事故が起きたら速やかに報告する義務を負う。


 未だに医療事故を隠蔽し続ける太田西ノ内病院は、医療機関としては実に不適格であると断じざるを得ない。太田緑子の遺言を無視し、大田綜合病院の理事長に就任した健三が暴力団との鼎談という軽挙を猛省し、過去の医師同士の庇い合いや医療機関に在りがちな陋習を改め、医療事故を認めて謝罪するものと思っていたが沈黙を続けた。



 愚生行きつけの店でもあり畏友でもあった、郡山のバー名店「THE・BAR WATANABE(ザ・バー)」のマスター・渡辺秀行氏が膵臓癌で亡くなって15年ほどが経った。


 検査入院をするという2日前、店に顔を出すと、マスターは「手術をしないと余命8ヶ月だと言われたよ」とポツリ。「遣り残したことがあるし・・・」と手術することに同意したと自嘲の笑いを浮かべて話していたマスターの顔を忘れはしない。


 愚生は、「膵臓癌なら手術は止めた方が好いですよ。喩え8ヶ月でも生きてりゃ好いじゃないですか」と説得してみた。「五郎ちゃんは冷たいねぇ」と言って笑っていたが、マスターは太田西ノ内病院の担当医の言うことを信じ、手術に踏み切った。


 検査入院し、いざ手術をしたものの執刀に失敗。手術後、マスターは目を覚まさすことはなく、「余命8ヶ月」どころか、たった1日で亡くなってしまった。執刀医は、太田西ノ内病院の副院長(当時)だった堀江孝至。堀江は説明責任を果たしていない。


 愚生は「余命8ヶ月との診断ということだが、手術によって翌日死亡する可能性もあるとのリスクは本人や家族に伝えたのか」との疑問を質問状にして、太田保世理事長(当時)に送付。保世理事長は「手術前に十分に説明した」と繰り返し、医療ミスを否定したが、家族も弟子も弟子らも「即日死ぬ」とは思いも寄らなかった。


 マスターにしても、医師を信用して手術を託したのに軽軽と裏切られてしまった。「翌日死ぬ」「手術中に亡くなることも」と説明したならマスターや身内は手術を躊躇っただろうし、余命8ヶ月で終活も出来ただろうに、ホント悔やまれてならない。


 ザ・バーのマスターへの外科医に因る実験的医療ミスや、ヤクザの身内のNさんの循環器科医師に因る肺癌の見落としという単純な医療ミスは、未だに公表されていない。この二例だけではなく、隠蔽された医療ミスや医療事故がある可能性は高い。


 新理事長は暴力団との関りは無いだろうが、過去に起きた問題に対して誠意ある対応を求めたい。附属病院で起きた医療事故や医療ミスを公表することで、一般財団法人としての健全性と高い倫理性及び道徳性を恢復に努めなさい。以下次号へ続く。


 汚れた顔の紳士達作成委員会 編集主幹・佐久間五郎 2023/08/05記

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